HARRINGTON HOUSE ハリントンハウス ホールクロック修理を承りました。
グランドファーザーズクロックとも呼ばれます。
かなり大型の風格のある床置き時計ですが
長年の使用で動かなくなってしまったという事での修理ご依頼です。
超大型の時計ですので出張修理という事で
ご自宅で早速診察開始です。
さすがに各部かなりの摩耗が見られます。
オーナー様も動きが悪くなってきた頃から
潤滑油を注したりされていたという事で油まみれの状態(涙)、
これが却って悪影響となり時計を傷めてしまう原因にも
繋がってしまっていたという
ちょっと残念な状態に陥ってしまっていました。
これはマズイという限界をもはや完全に超えてしまっていました。
気を取り直し、内部機械を取り外して持ち帰り、
気合いを入れて大修理という事になりました。
軸受の摩耗と損傷が激しかったので
じっくりと時間をかけて作業をしました。
動作チェックも念入りにしたあとに
再度お客様宅にお伺いして組み付けて
バランス調整等をして完成しました。
月齢表示部分の不調も後日再調整して
元気に復活です。
コチコチと優雅に振り子を振りながら時を刻み、
これからも長くご家族の一員として愛され続ける時計になりました。
ホールクロックは未整備で連続動作されていると
大体10年前後で不調に陥ります。
これは汚れを引きずったまま動作していたり
油切れのままだったり、
温度・使用環境によっても様々な不具合が出てきます。
出来る限り新品ご購入時から5年に一度は定期点検、
修理後は2~3年に一度は定期点検をお勧めします。
そうすることで長く安心してお使いいただける時計になると思います。
ホールクロック、グランドファーザーズクロックの修理、
オーバーホール、定期メンテナンスも承っていますので、お気軽にご相談ください。
時計修理・オーバーホールの作業事例はこちら
ブログでも時計修理・オーバーホールの作業事例をご紹介しています https://furudokei.exblog.jp/
Twitterはこちら
インスタグラムアカウント trifle_nishiogi
ロレックス・オメガ・セイコーなどの腕時計修理、アンティーク時計修理、
懐中時計修理、置き時計修理、掛時計修理、ホールクロック修理、
時計のオーバーホール・定期メンテナンス・大型時計の出張修理や
クオーツ時計の電池交換のご依頼などなど、
他店で断られた時計でも修理できる可能性があります。
大切な時計を長くお使いいただくために
3年~5年に1度のメンテナンス(オーバーホール)をおすすめします。
新居や新生活でお気に入りの時計をお探しの際には
東京都 杉並区 西荻窪・南口のアンティーク・トライフル(とらいふる)へ
東京都杉並区松庵3-31-16 Google マップ、トライフルへの歩き方
電話 03-6765-7690
平日 14:00-19:00
土日祝 12:00-19:00
不定休
出張修理で不在にすることもありますので
お手数ですがご来店前にお電話いただれば幸いです。