Tempus Fugit (FHS) ヘルムレ ホールクロック修理

Tempus Fugit (FHS) ヘルムレのホールクロック修理を承りました。

TempusFugitFHSヘルムレのホールクロック修理

内部機械はFRANZ HERMLE社の刻印がある

大型の床置き型の錘式振り子時計です。

全く動かないという事での修理ご依頼でした。

内部確認してみると、かなりの摩耗、がたつき、
変形、部品の破損等々がありましたので
徹底的に修復することになりました。

振り子からの接合部、底から連動している部分の痛みが
特に酷く、恐らく時計の移動中などに
時計本体が激しく揺られてしまったり、
振り子や錘が付いたまま移動したりといったことが
過去にあったように想像されます。

TempusFugitFHSヘルムレのホールクロック修理

バランスの修正と動作チェックも済ませて、
本体に組み付け修理完了です。

チャイム付きのホールクロックの場合、
15分おきに鳴るのが特徴ですが、
静かな場所で使用しなければならない場合には
時計機能だけで使用されているといった事も多いようです。

サイレント機能付きの機種はレバー操作で
音を鳴らさないようにすることもできるのですが
機種によってはその機能がすぐに操作できない
若しくは機能が付いていない場合もあります。

この機種も機能が付いておらず、
操作レバーがありませんでした。

今回のこちらの時計は、静かな場所に設置されていましたので
音は鳴らさずに時計機能のみ動作させて
チャイム、ボンボンは機能しないように加工して
錘は3本掛けた状態でディスプレイするようにしました。

静かにコチコチと時を刻む音が聞こえる空間も素敵です。

TempusFugitFHSヘルムレのホールクロック修理

ホールクロックの修理、加工等どのようなことでも
承っていますのでお気軽にご相談ください。

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