MEIJI メイジ時計 チャイム打ちゼンマイ式掛時計修理

MEIJI メイジ時計 チャイム打ちゼンマイ式掛時計修理のご依頼です。

戦後の「宮型」と呼ばれるスタイルの振り子時計です。

しっかりした作りのため、未メンテナンスでも
数十年動いてしまうくらい丈夫な構造なのですが
そのため、調子が悪くなったときには
かなり酷使され手からと言うことが多いのも事実です。

お預かりしたこちらの時計も同様に
長年の使用で機械はかなりお疲れな状態になっていました。

今まで働き続けてきてくれたことへの
感謝も込めて、この機会にしっかりと修理作業をさせていただきます。

不調に陥る原因としては
過磨耗による軸受けの拡大と
バランスが崩れたままで動作させたことによる
歯車の偏磨耗、噛み込みによる動作不安定などが連鎖的に起きます。
今回は機械の軸受けの穴詰めと
バランス修正、ガンギ車、アンクルの修正と
動作チェックを施しました。

時計本体もしっかりした作りになっていて
文字盤を保護するガラスは
ドーム状のものが使われています。

振り子室前のガラスは
面取りされたガラスを綺麗に組み合わせて
形造られています。

とても手間のかかる仕事ですので
「時計」という物が大切にされていた
高価な品だったんだという事が分かります。

木部も綺麗に掃除して
ワックスをかけて修理完了です。

時間になると「キンコーン」と
優しい音色のチャイム打ちをして
時刻を知らせてくれます。

「ボーンボーン」とは趣の違う音色も素敵です。

定期的なメンテナンスで
これからもずっと
長くお使いいただけると思います。

MEIJI メイジ時計 チャイム打ちゼンマイ式掛時計修理

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お気軽にご相談ください。

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大切な時計を長くお使いいただくために
3年~5年に1度のメンテナンス(オーバーホール)をおすすめします。

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