SEIKOSHA 精工舎 四ツ丸 ダルマ掛時計修理を承りました。
代々大切に使われていたそうですが、
世代交代で使い始めるにあたり
オーバーホールをご依頼いただきました。
枠を金色や茶色で塗ったものがよく見られますが、
金属枠の物は、あまり見かけることが無いようです。
戦前の金属供出にも関係しているのかもしれません。
文字盤は張り替えされていますが、
時計店でしっかりと当時流の手入れをして
使われていたということでしょう。
窓枠の蝶番は古い修理がされていました。
この時計の歴史を感じさせる部分ですので、
当時を尊重した修理にとどめておきました。
振り子室の窓ガラスも当時のままです。
金彩の幾何学模様がガラス絵で表現されています。
振り子も総金属製の重厚なものです。
振り子部分の飾りが片方だけ紛失していましたので
同時代の部品を探して、ロウ付けました。
内部も分解掃除と各部修理を施し
動作チェックをして完成です。
これからもずっと時を刻み続けていって欲しいと思います。
時計修理・オーバーホールの作業事例はこちら
ブログでも時計修理・オーバーホールの作業事例をご紹介しています https://furudokei.exblog.jp/
Twitterはこちら
インスタグラムアカウント trifle_nishiogi
ロレックス・オメガ・セイコーなどの腕時計修理、アンティーク時計修理、
懐中時計修理、置き時計修理、掛時計修理、ホールクロック修理、
時計のオーバーホール・定期メンテナンス・大型時計の出張修理や
クオーツ時計の電池交換のご依頼などなど、
他店で断られた時計でも修理できる可能性があります。
大切な時計を長くお使いいただくために
3年~5年に1度のメンテナンス(オーバーホール)をおすすめします。
新居や新生活でお気に入りの時計をお探しの際には
東京都 杉並区 西荻窪・南口のアンティーク・トライフル(とらいふる)へ
東京都杉並区松庵3-31-16 Google マップ、トライフルへの歩き方
電話 03-6765-7690
平日 14:00-19:00
土日祝 12:00-19:00
不定休
出張修理で不在にすることもありますので
お手数ですがご来店前にお電話いただれば幸いです。